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| 1.概要 |
従来、歯科医院では印刷されたパンフレットを患者に渡し、口腔衛生に関する啓蒙や治療説明等を行ってきた。本事業は、簡便な操作で患者氏名及び生年月日、検診の結果、個別の保健指導項目等の個々の患者の情報を盛り込んだ説明資料の作成を可能にし、従来のパンフレット型に比べ、説明効果を高め、インフォームドコンセント(医師が患者に対して治療内容の方法や意味、効果、その後の予想や治療にかかる費用などについて十分かつ分かり易く説明をし、その上で治療の同意を得ること)を確立することにより、受診者の健康増進意欲の向上を図るとともに、医院の活性化を図る目的で計画した。
受診者は自分の症状や検査結果が記載されているパンフレットを受け取ることにより、治療や検査の必要性を理解でき、医療機関との信頼関係を築くことが容易となる。
また医療機関は、従来は相当な費用のかかったシステムを、インターネット経由で月々わずかな費用で利用することができる。 |
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| 2.仕組み |
本システムの仕組みは、各医療機関側にインターネット経由のデータ送信機能を備えた患者データベースプログラムを配布し、各医療機関で患者情報を作成・管理する。
ホスト側にはパンフレットや定期検診表などの患者用説明資料を用意し、利用者専用のホームページに分類して表示する
利用者(各医療機関)は専用のホームページから必要なパンフレットや検診表を選択し、各医療機関のパソコン上に有する患者データベースの患者情報を、暗号化してホスト側に送信する。
ホスト側では患者情報をパンフレット等に挿入したPDF形式のファイルを作成し、利用者(各医療機関)のパソコンのブラウザに表示する。
各医療機関側では、ブラウザに表示される内容を確認してプリンターで印刷するという仕組みである。
基本的にはASP方式(利用者側では特別なソフトを用意せずにサービスを利用できる仕組み)と呼ばれるサービスに分類されるが、患者情報を各医療機関側で管理し、必要に応じてホスト側に送信するという特徴を持つ。 |
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| 3.特色 |
3-1
ホスト側には、医院区分、患者番号、コンテンツの利用履歴のみが残り、その結果、各コンテンツの利用頻度等の情報が得られ、新規コンテンツの作成、充実に役立てることができる。
同時に、次回アクセスの場合には、これまでの利用履歴が表示され、一人一人の患者への段階的な説明、啓蒙が可能となる。
コンテンツとしては、一般的な説明資料に加え、世代や全身疾患の有無などによって細かく分類整理された口腔衛生に関する啓蒙資料、定期検診、成人検診等の検診表、各種統計データなどを用意する。
利用者(各医療機関)は個々の患者属性に応じてそれらを選択し、「患者別オーダーメードのパンフレットや検診結果」を作成することができる。
ホスト側には、利用状況を把握するデータベース機能も用意するが、医院名と患者番号以外のデータは保有しない。
各医療機関で作成管理している患者データベースからは、必要情報のみ暗号化してホスト側に送信する。以上の仕組みにより、ホスト側と利用機関側で情報を分散し、個人情報の漏洩に留意した。 |
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デジタル配布に伴う複製配布の問題をクリアした。
一般にインターネット上に公開された画像や図画は複製が容易である。そのため患者用説明資料なども有料化が困難なため、現状では大手歯みがきメーカーなどのホームページで、わずかに提供されているにすぎない。←なぜ、他では類似のサービスがないか。
本システムでは、専用ホームページ上に掲載されるパンフレット類の画像には、医院名と「見本」等のマークが入っており、そのまま印刷しても役に立たず、利用者が患者氏名等を送信し医院側で印刷することで、初めて患者用パンフレットとなり、その結果、複製配布を防止することができる。
また、複製配布の防止により利益逸失が回避できるので、小規模医療機関でも利用しやすい適正な料金体系を設定できる |
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3-2
汎用ファイル形式であるPDF形式の採用により、医院側の普及型プリンターでの印刷を可能にし、同時にPDFファイルの長所を生かし、ホスト側でパスワードを設定するので、複製、改変、翻案を防止出来る。 |